バーコード用語

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バーコード用語

バーコードとは

バーコードとは、バー(黒い線)とスペース(白い線)のパターンに、 数字や文字や記号を置き換えたもので、バーコードリーダーの光を当て反射で解読させる入力方式です。例えば商品番号や、伝票番号など、コンピュータに入力したい情報をバーコード化することができます。

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バーコードを利用するメリット

情報の入力手段としてバーコードを利用するメリットとして次のような理由が挙げられます。

◆バーコードを使い入力の手間を省く
バーコードおよびバーコードリーダーを利用することで、データの入力が簡素化されます。バーコードの作成方法や読み込み方法は簡単な為、簡単にシステム化可能です。

◆バーコードは誤入力を防ぐ
入力の際、人が手入力する事と比べ、バーコードでは入力ミスを防ぐ事が出来ます。さらにバーコードリーダーのハードミスを防ぐ方法としてデータキャラクタにチェックキャラクタ(チェックデジット)を付加する事でより正確さを高める事も可能です。

◆バーコードは磁気などの影響を受けない
通常のバーコードは、RFIDや磁気カード等と違い磁気等の影響を受けずに入力を行う事が出来ます。

◆バーコードは印刷技術を選ばない
バーコード印刷は従来からの印刷技術で十分対応可能であり、特別な技術を必要としません。プリンタや印刷機など、一般的なものが利用可能です。

◆ランニングコストが安い
バーコードの印刷には特別な技術や素材を必要としないため、安いいコストで導入・運用が可能です。

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バーコードの種類

バーコードは目的や用途に応じていくつもの種類が規格化されています。 種類に応じてバーコードに出来る文字種類や桁数等の取り決めがあります。 各々のバーコードの規格は以下の通りです。

JAN(ジャン)

JANとは、Japanese Article Numberの頭文字からとった略号で「日本の商品番号」という意味です。JANコードは全ての商品に統一した約束のもとにコードをつけて、生産から小売までの流通を一元化したシステムで行おう、という思想で商品につけられた番号です。

JANは、国際EAN協会から付与された国コード(フラグ)2桁(45または49)の後に、メーカーコード5桁、アイテムコード5桁、チェックデジット1桁の合計13桁の数字で構成されます。

JAN

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短縮JAN(短縮ジャン)

日本国内のみで通用する国コード(フラグ)2桁(45または49)、メーカーコード4桁、アイテムコード1桁、 チェックデジット1桁の合計8桁の数字で構成されるJANの短縮バージョンです。 小型商品などに使用されます。

短縮JAN

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EAN(イアン)

EANとはEuropean Article Numberの頭文字からとった略号です。イギリス、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国を中心にして作られた国際的に通用する統一コードです。JANもEANの中に含まれます。
EANは、国コード(フラグ)2〜3桁の後に、メーカーコード5〜4桁(国コードと合わせて7桁)、アイテムコード5桁、チェックデジット1桁の合計13桁の数字で構成されます。発展途上国等でメーカー数が1万(4桁)あれば足りると予想される国については、国コード3桁、メーカーコード4桁が使用されています。

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UPC(ユーピーシー)

UPCとはUniversal Product Codeの頭文字からとった略号です。1970年に米国フードチェーン協会が食品の統一商品コードとして作ったUPGIP を元にして、1973年にアメリカ、カナダを対象として制定された 統一商品コードです。 UPCコードにはいくつかのバージョンがあります。

UPC-AバージョンはEAN/JANの標準バージョンに相当するもので、NS(ナンバーシステム)1桁、メーカーコード5桁、 アイテムコード5桁、 チェックデジット1桁の合計12桁で構成されています。

UPC-Eバージョンは、短縮EAN/短縮JANに相当するもので、NSと6桁のコードとチェックデジットの8桁でできています。

UPC-Dバージョンは、Aバージョン、Eバージョン、短縮EAN(EAN-8)などを組み合わせ、14桁から32桁の長さをもつD-1(14桁)、D-2(20桁)、D-3(24桁)、D-4(28桁)、D-5(32桁)の5種類があります。

UPC-A
UPC-A

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ITF(アイティーエフ)

ITFは5本の黒バーと5本の白バーで2つの数を表すことができるバーコードです。特徴として偶数桁の数字のみ作成できます。 また、ITFはJANコードと同様に国際EAN協会規格に基づき物流共通シンボルとして使用されています。

物流共通シンボルは、商品がいくつも入った外装箱、主として段ボールケースに用いられ、物流段階で、「何という商品(JANコード)の何個入りが、どう動いたかを自動的に読み取り、コンピュータに入力する」ことを目的としてつけらています。

ITF-14はJANコードの前に1桁の物流識別コードを付加し、チェックデジットを再計算したものです。 ITF-16はJANコードの前に2桁の物流識別コードを付加したものですが、日本のみの規格であり海外でトラブルが発生したため、2005年にGSI(EAN.UPC)の合意にも基づき、全面的に禁止されることになりました。

物流シンボルではベアラーバーを付けることが規格となっています。

ITF-14
ITF-14

Interleaved 2 of 5(インターリーブドトゥーオブファイブ)

ITFの別称です。
[Interleaved(インターリーブド)とは]
Interleaf=美術書などの貢と貢の間に色うつりがしないようにはさみ込んだ白紙という意味で、黒バーの間の白バーにもうひとつのキャラクタをはさみ込むことを意味します。

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NW7(エヌダブルセブン)

Narrow(狭い)とWide(広い)の2種類の、4本のバーと3本のスペースの合計7本で1つのキャラクタが構成されているので、NW7と呼ばれています。

NW7は比較的単純なバーの構成と、ディスクリート(分離)型キャラクタ間ギャップにゆとりがあることなどから印刷が簡単で、特にナンバリング式印刷が容易なため、 血液の管理用、宅配便の配送伝票、図書の管理、貸出用会員カード、書留郵便の管理用など、連番印刷の必要なものに広く利用されています。

NW7(CODABAR)

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CODABAR(コーダーバー)

NW7の別称です。

CODE39

CODE39は数字、アルファベットといくつかの記号の合計43のキャラクタをコード 化したもので、5本の黒バーと4本のスペース、合計9本のうち3本が太バー又は太スペースであることからこの名が付けられました。CODE39は工業用にはなくてはならないものとされ、FA(Factory Automation)をはじめ、 自動車、電機関係の輸出入用梱包などに使用されています。

CODE39

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CODE128

CODE128はフルアスキーの128文字すべてをシンボル化できます。スタートコードが3種類あり、それぞれ103種のコードパターンをもっています。コードはデータの途中で切り替えることもできます。 また、スタートコード「C」は1キャラクタで2桁の数字を表わしているので、数字のみのデータを表わす時には約半分のコード長で表わすことが可能です。

CODE128

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UCC/EAN-128

GS1-128の旧称です。

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GS1-128

GS1-128(旧称UCC/EAN128)は、GSIUSU(UCC[UniformCodeCouncil]米国コードセンター)によって開発され、国際EAN協会によって規格承諾され命名されました。消費者、利用者の安心/安全に関するニーズが高まってきている昨今、医療ミスに対しても類いまれなく関心が高まっています。

医薬品、医療機器材料の指定納品ラベルに世界的にGS1-128を採用している現状から判断して、日本でもGS1-128を採用することとなりました。

GS1-128のバーコードで使用されるシンボルキャラクタは、Code128のバーコードと全く同じですが、流通アプリケーションとして使用するために詳細に規定されています。

従来のバーコードは、商品コードや数量など、1つのデータが1つのバーコードになっており目視読取文字とバーコードデータは一致していました。しかし、GS1-128のバーコードでは、複数のデータを連結できるために、データの前にはアプリケーション識別子(AI)を付け、可変長データの後にはFNC1(ファンク1)を付けなければならない等、以下の仕様になっています。

  1. バーコードリーダーが、Code128のバーコードとGS1-128のバーコードを識別できるように、GS1-128のバーコードは、スタートコードの後にFNC1キャラクタを挿入する。
  2. 複数のデータ(商品コードや数量等)を連結して、一つのバーコードにすることができる。
  3. 商品コードや数量等のデータ属性を示すアプリケーション識別子(数字2〜4桁)を規格化し、それらをデータの前に付加する。
  4. アプリケーション識別子は、目視で認識し易いようにカッコやスペース、ハイフン等で囲むことを推奨する。但し、それらの文字は、バーコードデータとして扱わない。(医療材料標準GS1-128のバーコードでは、カッコを使用する。)
  5. 数量のような可変長のデータの後にデータを連結する場合は、可変長データの後に区切り文字としてFNC1を挿入する。
  6. 可変長データが、バーコードの最後になる場合は、その前に区切り文字としてのFNC1を挿入する必要がない。
  7. データの桁数を揃えるために可変長データの前を"0"で埋めない。
  8. バーコードリーダは、区切り文字としてのFNC1キャラクタがあった場合、それをグループセパレータ[GS](アスキーコード"29")に変換して出力する。
  9. GS1-128のチェックデジットは、モジュラス103で計算するが、目視読取文字として表示する必要はない。
  10. バーコードの最大桁数は、48桁(数字を1桁、英字を2桁でカウント)とし、それ以上になる場合は2段のバーコードにする。
医療用バーコードの詳細ページ
コンビニ料金代理収納用バーコード GS1-128の詳細ページ

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RSS

GS1 DataBarの旧称です。

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GS1 DataBar

GS1 DataBar(旧称RSS)は2000年に小物商品の管理を目的とし、その名の通り省スペースのバーコードとして開発・標準化されました。EANUCCシンボルの派生バージョンで、近年医薬品や医療材料に貼付けが先行しているバーコードとして注目されています。

GS1 DataBarの詳細ページ
医療用バーコードの詳細ページ

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郵便カスタマバーコード

郵便カスタマコードとは、日本の郵便事業で使用されている、郵便物の宛先をバーコード化し郵便番号の自動読取区分機での処理を効率化することを目的に作られたバーコードです。差出人が事前に郵便物にバーコードを付与することにより減額を受けることができます。

郵便カスタマバーコードの詳細ページ

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書籍JANコード

書籍JANコードとは、出版物用に使用するJANコードであり、通常のJANコード体系とは異なります。1990年3月に流通システム開発センターと書籍業界が合意して制定されました。

書籍JANコードは、2段のバーコードで構成されており、1段目は「978」から始まる国際標準コードのISBN(International Standard Book Numbering)用バーコードです。2段目は、日本独自の図書分類と税抜き本体価格です。 1段目、2段目の情報は書籍の裏表紙及びスリップに表示されており、「日本図書コード」と呼ばれています。

書籍JAN

書籍JAN印字サンプル

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スリップ/スリップ用バーコード

スリップとは、書籍などの商品に一冊ごとにはさみ込んである二つ折りの短冊型紙片。折った片側は注文カード、反対側は売り上げカードに なります。

スリップバーコード/

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定期刊行物コード(雑誌コード)

2004年6月から使われている雑誌用識別コードです。雑誌など定期刊行物用に使用するJANコードであり、通常のJANコード体系とは異なります。

定期刊行物用を表す「491」に5桁の雑誌コード、2桁の月号、1桁の年号、1桁のチェックデジット等の13桁のJANコード(定期刊行物用)とその後に4桁の本体価格を含む5桁のアドオンコードの合計18桁で構成されます。

雑誌コードサンプル

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バーコードに関する用語

メーカーコード

EAN/JANコードの国コード(フラグ)に続く5桁のコードことで、製品のメーカーや輸入業者などのベンダーに与えられるコードです。
2001年度より新たにメーカーコードの申請を行う場合は、国コードに次ぐ7桁がメーカーコードとなります。
メーカーコードの申請は流通システム開発センターに記載されています。

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アイテムコード

EAN/JANコードのメーカーコードに続く5桁の商品コードことです。アイテムコードは、メーカー側が自由に設定することができます。
2001年度より新たにメーカーコードの申請を行った場合は、メーカーコードに次ぐ3桁がアイテムコードとなります。

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チェックデジット

バーコードリーダーの誤読を無くすために付加する検査用のデータです。汚れなどにより黒バーの欠けたり太くなったりした場合に、キャラクタが別のキャラクタと誤認されてしまった場合に、その誤りを検知するために付加されるキャラクタです。

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クワイエットゾーン

バーコードを読み取る際に必要となるバーコード前後の空白部分のことです。 クワイエットゾーンが不足しているとバーコードとして認識できない場合があります。 バーコードの種類により必要なクワイエットゾーンのサイズが定められています。

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キャラクタ

一つのデータ(アルファベット・数字・記号などの一つ)を表す数本の黒バーと白バーの組み合わせのことです。

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キャラクタ間ギャップ

ディスクリート(分離)型のバーコードの、「前のキャラクタの最後の黒バー」から「後ろのキャラクタの最初の黒バー」までのスペース(空白)のことです。

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ベアラーバー

クワイエットゾーンとバーコードを囲むバーと同じ色の枠で、段ボール等の凸凹した印刷面に対して均一なマーキングをするために必要なガイドバーです。パッキングケースなどに印刷する際、フレキソ版などの軟らかい凸版を使用したとき、印圧がもろにキャラクタにかかって太りができないようにガードするために使用されます。

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ディスクリート(分離)型

キャラクタの最後のスペースがただのギャップ(隙間)であり、情報として意味を持たないタイプのバーコードのことです。

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ISBN

International Standard Book Numberの略。世界共通で図書(書籍)を特定するための番号であり、日本語に訳すと国際標準図書番号です。日本では、日本図書コードや書籍JANコードとして使用されています。日本などでは、ムックを除く雑誌にはISBNではなく雑誌コードを使用します。

ISBNサンプル

日本図書コードセンター:ISBNを管理している期間です。ISBNの検索などが行えます。

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雑誌コード

雑誌コードは次の5桁で構成されます。

◆1桁目
 発行形態コード
  0,1 - 月刊、隔月刊、季刊誌
  2,3 - 週刊、旬刊、隔週刊
  4,5 - コミックス (漫画のレーベル)
  6 - ムック
  7 - 雑誌扱いのカセットなど
  8 - (取協不扱い誌)
  9 - (予備)
◆2-4桁目  雑誌名コード
◆5桁目
 発行形態コードが 0,1(月刊誌)の場合
  奇数 - 通常
  偶数 - 別冊・臨時増刊号
 発行形態コードが2,3(週刊誌)の場合
  1〜5 - 発行週
  6〜9 - 別冊・臨時増刊

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QRコード用語

QRコードとは

QRコード(Quick Response Code)とは、バーコードが普及するなかで、新たなニーズ「より多くの情報」「より小さく」「より速く」に応えて開発された二次元コードの一種です。現在、日本で最も普及している二次元コードです。

QRコードは、株式会社デンソーが開発し1994年に発表しました。 1997年10月、日本で開発された二次元コードの中で、唯一、AIM International(国際自動認識工業会)で世界規格に認定されたコードであり、1999年1月には日本工業規格(JIS)に制定されました。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

QRコードの詳細ページへ

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QRコードの種類

モデル1

最初に作られたQRコードです。バージョン1(21×21セル)〜バージョン14(73×73セル)まで対応しています。
2004年11月20日改定のJIS規格書(JIS X5010)の「適合条件」の中では既に推奨されないシンボル形式となっています。

モデル2

大型化に対応したQRコードです。バージョン1(21×21セル)〜バージョン40(177×177セル)まで対応しています。一般的なQRコードはモデル2が用いられています。
3隅の四角い切り出しシンボルが特徴的です。加えて、7列目と7行目などのタイミングパターン、随所に入れられた小さい四角のアラインメントパターンが固定となり、それ以外の部分に符号が記録されます。

QRコード構成

マイクロQRコード

小型のQRコードです。バージョン1(11×11セル)〜バージョン4(17×17セル)まで対応しています。
切り出しシンボルは1つしかありません。データ量は数字で最大35桁でバーコードと同程度ですが、同じ桁数で比べると10〜100分の1の面積で印字できます。

マイクロQRコード

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書籍用マイクロQRコード

書籍のマイクロQRコードには以下の18桁の情報が入っています。

◆国別記号・・・1桁
◆出版者(社)記号、書名記号・・・計8桁
◆分類コード・・・4桁
◆本体価格・・・5桁まで

マイクロQRコード
※拡大してます

ISBN

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QRコードに関する用語

セル

QRコードを構成する最小の単位(白黒の正方形)のことです。

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モジュール

QRコードのシンボルを構成するセル数を表す単位のことです。モジュールの大きさはバージョンにより決定されます。 モデル2の場合、最小はバージョン1の21×21モジュールです。これはセルが縦方向に21個、横方向に21個で、全体が441個のセルで構成されるQRコードという意味です。最大はバージョン40の177×177モジュールです。

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バージョン

番号で表されるQRコードシンボルの大きさです。モデル2の場合1から40になります。通常、データ容量によりバージョンは変化し、バージョンによりモジュールが決まります。QRコードの大きさを固定するバージョン固定があります。

▲UP

誤り訂正レベル

QRコードが汚れ・破損しても正確に読み取れるように、読取不能・読取誤りのモジュールを修正するために付けられる誤り訂正データに対する割合を表します。下記の4つのレベルがあります。

◆レベルL(低):約7%が復元可能
◆レベルM(中):約15%が復元可能
◆レベルQ(高):約25%が復元可能
◆レベルH(優):約30%が復元可能

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バージョン固定

通常、データ容量によりQRコードシンボルの大きさが変化しますが、バージョンを指定することによりモジュール数を固定にすることができます。元々(バージョン固定していないとき)のバージョンより小さくすることはできません。

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クワイエットゾーン

QRコードを読み取る際に必要となるQRコードの周りの空白部分のことです。クワイエットゾーンが不足しているとQRコードとして認識できない場合があります。 クワイエットゾーンの最小値は上下左右共にセル幅の4倍です。

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モード

QRコードの中に定義される文字列を表します。モードには、数字データモード、英数字データモード、8ビットバイトデータモード、漢字データモードの4つと、その4つを組み合わせた 混合モードがあります。

◆数字データ
 半角数字(0〜9)
◆英数字データ
 半角数字(0〜9)、半角英大文字(A〜Z)、特殊記号9種類(半角スペース、$、%、*、+、-、.、/、:)
◆8ビットバイトデータ
 ASCII値 0x00〜0xFF
◆漢字データ
 JIS X 0208で規定される漢字

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バーコードリーダー用語

バーコードリーダーとは

バーコードリーダーとはバーコード入力装置のことです。
バーコードリーダーから射出される光をバーコードに当てて読み取りを行います。一般的なバーコードリーダーは反射光を検知し、解析を行います。 解析したデータは接続されたコンピュータへ送られます。
バーコードリーダーには幾つもの種類があります。バーコードのほかに二次元コード(QRコードなど)が読み取れるものや、読み取り方法(CCDレーザーペンなど)が異なるもの、データを本体に溜め込む機能を持つものもあります。パソコンへの通信方法もUSBPS/2シリアル(RS232C)無線などの種類があります。

バーコードリーダーの種類

CCD式バーコードリーダー

CCDはCharge Coupled Diodeの略で、日本語に訳すと電荷結合素子です。
CCDセンサーは昆虫の複眼のような構造をしており、一枚のCCD上に光を受ける素子が敷きつめられています。CCD式バーコードリーダーはLED光源をバーコードに照射し、その反射をレンズによりCCDセンサが受けて電荷として信号化します。

ビデオカメラなどのCCDと異なる点は、ビデオカメラが2次元の面をカラーで読み込むのに対し、一般的なバーコードリーダーは1直線の線をグレースケールで読み込みます(ラインセンサー方式)。

主にハンドスキャナのバーコード認識に用いられています。ロングレンジ式(バーコードから離して読み取れる)もありますが、一般的にはタッチ式(バーコードに直接くっつけて読む)の読み取りが基本になります。 レーザー式のような線の光とは異なり、ぼやけた光が出ます。

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タッチ式バーコードリーダー

読取口を直接バーコードにくっつけて読み取るタイプのバーコードリーダーです。一般的にはCCD式バーコードリーダーのことを差します。コンビニエンスストアなどでよく使用されています。

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ロングレンジCCD式バーコードリーダー

レーザー式のようにバーコードから10cm以上話しても読み取りが可能なCCD式のバーコードリーダーです。レーザー式に比べると距離は短いです。

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レーザー式バーコードリーダー

スポット(点)で照射したレーザを回転ミラーで反射させ、レーザ光をスキャンさせながらバーコード面に照射します。そして、バーコード面で反射された光を光学センサーで受光し検知します。レーザ光がバーコードを横切るようにスキャンさせると、バーコードの白黒または明暗によって反射光が変化します。この反射光の変化を電気信号に変換し取得します。レーザーは直線の光が出ます。バーコードとバーコードリーダーの読取口を接触させなくても読取りが可能です。

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ペン式バーコードリーダー

LED光源から放射された光をレンズで集光し、バーコード面を照射します。バーコード面で反射した光を再びレンズで集光し、光センサーで検知して、バーコードの白黒または明暗に応じた電気信号に変換します。バーコードをなぞって読取りを行うためバーコードと接触する必要があります。読取幅が手動でスキャンできる範囲まで可能であるため大きなシンボルの読み取りもできますが、読取りに多少慣れが必要です。

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二次元コードリーダー

二次元コード(QRコードなど)の読み取りが可能なバーコードリーダーのことです。2Dイメージ式リーダーを参照。

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2Dイメージ式リーダー

LED光源をバーコードに照射し、レンズを使ってバーコードの像をCCDエリアセンサーやCMOSエリアセンサー上に映し出し、電気信号に変換して解析する方式です。バーコードの白黒または明暗に応じた電気信号を電子的なスキャンによって取得しているので、光学的にはCCD式バーコードリーダーと同じ原理ですが、解読方法がイメージ処理になります。

カメラの様に360全方向読取りが可能です。 二次元コードの読み取りができます。

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ハンディターミナル

ハンディターミナルとは、持ち運んで単体でバーコードの読取り、蓄積ができる小型の端末です。端末自体に独自に開発したアプリケーションプログラムを搭載することが可能です。一般的には、収集したデータをパソコンへ送り、パソコン側でデータを管理することになります。ハンディターミナルは主に以下の二つに分類されます。

◆バッチタイプ(メモリータイプ)
読み取りしたデータを内部のメモリーに蓄積します。
蓄積したデータは、専用の置き台に載せてパソコンに一括転送します。
一般的にパソコン側にはテキストファイルで転送されます。
一般的に置き台はパソコンとケーブルで接続します。

◆無線タイプ
バッチタイプのハンディターミナルに無線ユニットが内蔵されています。
受信側として専用の無線通信ユニット(親機)が必要です。
一般的にこの無線通信ユニットはパソコンにケーブルで接続するか、LANケーブル経由で接続します。通信範囲は無線機能や使用環境により変わります。LANケーブル経由の場合は、ケーブルが敷設されていればパソコンから離れたところに設置することや、複数配置して無線がとどく範囲を広くすることなども可能になります。
読み取りしたデータはすぐに無線で送信することができます。データを処理するパソコン側では、プログラム次第で無線通信ユニットより受け取ったデータでデータベースの検索や更新などの処理を行い、即時にハンディターミナルへ結果を返すことが可能です。例えばバーコードを読み取り、データベースを検索して商品名や在庫数を返すことができます。

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バーコードリーダーの接続方式

バーコードリーダーとPCの接続はいくつかの種類があります。
USB(ユーエスビー)

USB端子に接続するバーコードリーダーです。USBはUniversalSerialBus(ユニバーサル・シリアル・バス)の略称です。パソコンと周辺機器を接続する統一された通信規格です。

現在はUSBバージョン1.1とUSBバージョン2.0の2種類が規格化・実用化されています。USB1.1とUSB2.0のUSBホスト(パソコン)と周辺機器は規格上、お互いに接続が可能です。ただし、転送速度はUSB.1.1の機器の速度に制限されます。

USBのコネクタ形状は、コネクタA、コネクタBなど幾つかありますが、バーコードリーダーはコネクタAを採用しています。最近はほとんどのパソコンにUSB端子(コネクタA)がついているため、手軽に使うことができます。USBが電源供給を行っているため、一般的にはACアダプターは不要です。

一般的のバーコードリーダーであれば接続のみでドライバーインストールなど行うことなく使用できます。編集機能のあるソフト(メモ帳/シンプルテキスト/Word/Excel等)を起動しておき、バーコードを読み込むとカーソル位置に読み込みデータが入力されます。

一般的に二次元コードリーダーはUSBをCOMポートに変換する専用ドライバや、日本語データをキーボードデータとして変換出力するソフトが必要となります。

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PS/2(ピーエスツー)

PS/2はWindowsパソコン(DOS/V、PC/AT互換機)用のキーボードコネクタの通称です。PS/2コネクタ形状は「Minidin-6Pin」です。現在でもデスクトップパソコンには使用されていますが、ノートパソコンではほとんど採用されなくなりました。
パソコンにキーボードが接続されているPS/2端子に、分岐ケーブルでバーコードリーダーを接続する方式です。キーボードとバーコードリーダーの両方の入力データを、パソコン側の一つのPS/2端子で受けます。ドライバーインストール等面倒な作業は必要ありません。(キーボードインターフェース)
ノートパソコンやMacなどPS/2端子が無いパソコンへの接続は通常できません。

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RS232C/COMポート/シリアルポート

RS232Cは米国電子工業会(EIA)によって標準化された、シリアル伝送方式の規格です。パソコンに多く搭載されていましたが近年はRS-232Cに代わってUSBが増えてきています。さまざまなコネクタ形状がありますが通常はRS-232CコネクタはD-Sub9Pinです。パソコンのRS-232Cコネクタは電源供給をしていないため、別途ACアダプターなどによって電源供給する必要があります。

シリアル通信のやりとりでバーコードを読み込みますので、パソコン側でデータを受信するソフトを作成する必要があります。繋げただけで読み取りは出来ません。

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無線方式

2.4GHz帯の電波を利用し、コードレスでデータの通信を行なうことができる方式です。

   
  ZigBee Bluetooth 無線LAN
準拠仕様 IEEE802.15.4 IEEE802.15.1 IEEE 802.11g
通信速度 250kb/s 1Mb/s 最大54Mbps
周波数帯域 2.4GHz、868MHz、915MHz 2.4GHz 2.4GHz
通信距離 10m−75m 10m−100m 100m以上
消費電力 極めて低い 低い 高い

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Bluetooth(ブルートゥース)

IEEEでの規格名は、IEEE 802.15.1。無線LAN規格のIEEE 802.11b/g等と同じ2.4GHz帯の周波数帯域を用いて電波での情報のやりとりを行う無線通信規格の一つです。通信速度は最高1Mbps、通信距離は約10-100メートルです。

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ZigBee(ジグビー)

IEEEでの規格名は、IEEE 802.15.4。無線LAN規格のIEEE 802.11b/g等と同じ2.4GHz帯の周波数帯域を用いて電波での情報のやりとりを行う無線通信規格の一つです。通信速度は最高250kbps、通信距離は約10−75メートルとなります。一般に知られているBluetoothよりも通信速度は遅く、通信距離も短くなりますが、省電力であるという利点があります。

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無線LAN

一般的には『IEEE802.11a』『IEEE802.11b』『IEEE802.11g』という規格のものを「無線LAN」と呼びます。
電波には、その周波数によって使われる用途が法律で定められています。IEEE802.11b/gでは2.4GHzの周波数帯を使用します。このため、これらの製品が近くにある場合には、無線が干渉し性能が低下する場合があるため、注意が必要です。

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バーコードリーダーに関する用語

読取バーコード

バーコードリーダーが読み取り可能なバーコードの種類のことです。読み取り可能なバーコードの種類でも、バーコードの大きさや状態・品質によっては読み取りできないことがあるので注意が必要です。

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読取幅

バーコードリーダーが読み取り可能なバーコードの幅(バーコード長)のことです。バーコード自体の幅を表しているのではなく、クワイエットゾーン(バーコードの左右の余白部分)を含めた幅を表すことが多いです。
レーザー式バーコードリーダーなどのバーコードから離れて読み取りできるタイプのバーコードリーダーは、距離が近いと読取幅は狭くなり、距離が離れると読取幅が広くなります。

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読み取り確認

バーコードを読み取ったときに使用者が読み取りを確認する方法です。バーコードリーダー本体の表示LEDが点灯したり、ブザーが鳴動するなどの方法で確認します。

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読み取り変更機能

一般的なバーコードリーダーには設定により読み取りのモードが変更可能なモジュールが内蔵されており、説明書や設定シートのバーコードを読む事で設定を変更することができます。
例えば、読み取れるバーコードの種類を限定したり、バーコードの後ろに改行コードやTABキーを付加して送ったり、読み取り時の音量の設定、バーコードリーダーの読み取り時の光を出しっぱなし・ボタンを押すと出るの切替、などの設定変更があります。

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光源

バーコードリーダー本体に実装された光源のことです。主に赤色LEDやレーザーを使用しており、バーコードを読み取るための仕組みとして使用します。赤色光(発光波長650nm前後)はバーコードのバー(主に黒)に吸収され、スペース(主に白)に反射されます。バーコードリーダーはこの反射と吸収の比率(明暗の差)を受光センサーで検知します。

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受光センサー/受光素子

バーコードリーダー本体に実装された受光センサーのことです。光源によって投光されたバーコードの明暗の差を検知するためのセンサーです。タッチ式バーコードリーダーにはCCD素子が2000個前後直列に並べられたCCDセンサーユニットが使用されています。二次元コードリーダーは縦横の平面状にセンサーを並べたCMOSイメージセンサなどを使用しています。ペン式レーザー式などのバーコードリーダーにはフォトダイオードが使用されています

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LED

LEDはLight Emitting Diodeの略です。電流を流すと発光する半導体素子の一種です。赤、緑、オレンジなどの種類がありますが、バーコードリーダーでは一般的に赤色が使用されています。

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分解能

バーコードリーダーが読み取り可能なバーコードの細バーまたは1モジュールの幅のことです。
この最小の幅が最小分解能です。

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最小分解能

バーコードリーダーが読み取り可能なバーコードの細バーまたは1モジュールの最小幅のことです。
レーザー式バーコードリーダーなどバーコードから離れて読み取りできるタイプは、バーコードとの距離によって読み取り可能な分解能が変化します。読み取り距離(読取深度)が大きいほど分解能は大きくなり、細いバーコードが読み取りにくくなります。分解能はPCS値が充分に高い条件の値で示されています。

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PCS値(ピーシーエス値)

Print Contrast Signalの略です。
バーコードリーダーが読み取り可能な、バーコードのバーの部分(黒など)とスペース(白など)の反射率の差を表します。例えば、バーの反射率0%(真っ黒)でスペースが100%の場合、PCS値は100になります。一般的なバーコードリーダーはPCS値60程度です。数値が大きいほど読み取りしやすくなります。
PCS値は以下の計算式で求められます。

 PCS =(白バーの反射率 - 黒バーの反射率)/ 白バーの反射率

また、一般的なスキャナーの光源が赤色の場合、赤色でのバーコード印字は避けなければ なりません。

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スキャン速度/走査速度/読取速度

バーコードリーダーの受光センサーが時間あたりにバーコードを走査する速度です。「100/秒」であれば1秒あたり100回の読み取りを試みます。ペン式バーコードリーダーは手動走査するため、可変する速度の中での読取可能な速度の範囲を表しています。バーコードリーダーは1度のスキャンでバーコードの読み取りに成功しているとは限らず、読み取りに成功するまで走査を繰り返しています。

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読取深度/読取距離

バーコードリーダーで読取り可能な距離範囲(バーコードからバーコードリーダーの読取口までの距離)です。例えば「20mm〜150mm」であれば、バーコードリーダーと読み取り対象となるバーコードの距離は、20mm以上で150mm以下になります。レーザー式バーコードリーダーなどバーコードから離れて読み取りできるタイプは、バーコードとの距離によって読み取り可能な分解能が変化します。

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読取方向

バーコードを正面からみたときにバーコードリーダーが読み取り可能な方向のことです。一般にはバーコードと平行であれば左右のどちらからでも読み取りできます。バーコードリーダーの機種によってはどの角度からも読み取り可能な機種もあります。

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読取角度

バーコードリーダーが読取り可能な角度のことです。ピッチスキューチルトの3種類があります。

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ピッチ(pitch)

バーコードリーダの読取角度です。ピッチはバーコードに対するバーコードリーダーの横方向の傾きを表します。

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スキュー(skew)

バーコードリーダの読取角度です。スキューはバーコードに対するバーコードリーダーの縦方向の傾きを表します。

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チルト(tilt)

バーコードリーダの読取角度です。チルトはバーコードに対するバーコードリーダーの回転角を表します。二次元コードリーダーは360度読取り可能であるので、チルトはありません。

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電源について

USBキーボードインターフェースとPS/2キーボードインターフェースではケーブルを経由しパソコンから電源供給します。RS-232Cをパソコンで動作させる場合はACアダプタから電源供給します。

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消費電流

製品によっては動作時と待機時それぞれの消費電流を表示しています。動作時の消費電流は主に次の3点が同時に動作したときの計測になります。

◆バーコード読取用の光源
◆読み取り確認ブザー
◆読み取り確認用表示LED

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外乱光/周囲照度

バーコードリーダーの光源の障害(ノイズ)となるような外部照明・太陽光に対して、読取動作が可能な照度の範囲です。

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適合規格

安全規格や環境規格に対する適合規格、または各国の法令への対応をあらわしています。

[例]
FCC ClassB Part15:アメリカが策定した電気通信機器に関する規制の一節です。テレビやラジオに電波障害を与えない機器であることをあらわします。
PSE:日本が策定した指定した電気製品に対する規制です。対象製品についてPSEラベルの無いものは販売できません。
RoHS指令:EUが策定した電気製品などに対する有害物質の使用規制です。EU加盟国では対象外の製品は販売および輸入ができません。

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PSE(ピーエスイー)

日本が策定した指定した電気製品に対する規制です。対象製品についてPSEマークの無いものは販売できません。

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RoHS(ローズ)

EUが策定した電気製品などに対する有害物質の使用規制です。EU加盟国では対象外の製品は販売および輸入ができません。

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インターフェース

パソコンとの通信方法・コネクタ形状・接続方法のことです。

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紙面検知

読み取りを停止しておき、読取り領域にバーコードが入ってくると自動的に読み取りを行うことにより、ハンズフリーな運用を可能にする機能です。

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ハンドフリー

定置型のバーコードリーダーや紙面検知機能により、バーコードリーダーを手に持たず運用を行うことです。

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ハンドヘルド型/ハンドスキャナ

バーコードリーダーを手に持って読み取るタイプです。また、オプションでハンズフリースタンドが用意されているものもあります。ハンズフリースタンドが用意されている機種は、「オートトリガー機能」や「紙面検知機能」と呼ばれる機能を持っていて、自動的に読み取りを行うことができます。

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定置型

定置した状態で読み取らせるタイプのバーコードリーダーです。バーコードリーダーではなく読み取り対象物を動かして読み取らせます。定置型のバーコードリーダーの中には、バーコードの向きを気にせずに読み取りを行えるようになっている機種が多く見られ、中にはレーザーが1ラインだけではなく様々な角度での複数レーザーラインによる一斉読取りが行なわれるタイプもあります。

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